インドネシア版
産婦人科電子カルテシステム
PRESIMIL
PRESIMIL
Hello Baby Programの技術を活かした
インドネシア向け産婦人科電子カルテ
インドネシアでは、妊婦の健康管理が十分に行き届かず、母体死亡率が依然として高い水準にあります。また、出産後の乳幼児にも発育阻害といった深刻な問題が見られ、社会全体の大きな課題となっています。こうした状況の背景には、定期健診の受診率の低さや、医療現場での情報管理体制の不備、そして医療機関間の連携不足が挙げられます。
一方、日本は世界でも母体死亡率が極めて低い国のひとつです。その背景には、妊婦への定期的な健診の実施と、診療記録や検査結果などを正確かつ時系列で管理する仕組みがあります。これにより、妊娠中のリスクを早期に発見できるだけでなく、緊急時には他の医療機関と迅速に情報共有を行い、的確な対応につなげることが可能となっています。
このような日本の成功事例をもとに、私たちミトラは、産婦人科向けの電子カルテ(EMR)「Hello Baby Program」の技術を応用し、インドネシア向けに「PRESIMIL(プレシミル)」を開発しました。PRESIMILは、妊娠健診の記録やリスク管理、データの連携を可能にするシステムであり、安全な出産の実現と母体死亡率の低減を目指しています。また、妊娠期からの早期介入によって、子どもの発育阻害問題にもアプローチできる仕組みとなっており、インドネシア政府の取り組みとも連携して課題解決に貢献していきます。
01
産婦人科の業務に必要な機能を
一つのシステムに集約
PRESIMILは、産婦人科に特化した電子カルテシステムです。外来・入院管理から紹介状作成、レポート機能まで、妊娠・出産に関わる業務を一元的にサポートします。
・産婦人科電子カルテ
・外来診察管理
・入院管理
・医療機関紹介機能
・レポート機能
Features
機能特長
早期リスク検知
妊娠中にリスクが見つかった場合、システムが自動で通知やアラートを出します。これにより、医師は早い段階で状況を把握し、妊婦の安全を守るために最適な対応をとることができます。
超音波検査連携
超音波検査のデータは、自動的に「PRESIMIL」システムに取り込まれます。そのため、検査時の入力作業が簡単になり、より正確かつ効率的に情報を管理できます。
パルトグラム(分娩経過記録)機能
分娩中の母体の状態をグラフで自動的に表示する機能です。これにより、医師はお産の進行状況をひと目で把握でき、母子の安全を守るために適切な判断をスムーズに行うことができます。
PRESIMIL導入のメリット
妊婦の命を守り、母体死亡率の低下に貢献
妊娠初期からの支援により、子どもの発育阻害を予防
複数の医療機関でスムーズに情報を共有
院内の診療データや記録を効率よく管理
医療サービスの質を高め、現場の業務をスムーズに
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