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プラタナス産婦人科クリニックながつた
医療法人PLT 理事長 / 院長
望月 昭彦先生
専門
- 産婦人科専門医 / 周産期(母体胎児)専門医 / 臨床遺伝専門医 / 新生児蘇生法専門コースインストラクター / 母体保護法指定医師
導入の背景
- 病院開業に伴い、電子カルテシステム導入を検討
導入の決め手
- 画面のレイアウトが見やすく、直感的に操作できるデザイン
- ボタンが少なく、必要最小限のクリックで操作が完結するシステム設計
導入の効果
- 妊婦健診から分娩までの情報を一元管理でき、出生証明書の発行がスムーズに
- 情報の二重・三重入力が不要になり、記録作業の負担が軽減
――電子カルテの導入を検討されたきっかけについて教えてください
病院開業に伴い、電子カルテシステムを導入しようと決意しました。
その際に、4社の企業を比較して、魅力を感じたのがミトラの電子カルテでした。
画面のレイアウトが見やすいと感じたことが、決め手となりました。
――他社と比較する中で、ミトラの電子カルテにどのような違いや魅力を感じましたか
ミトラの電子カルテは、ボタンが少なく、クリック操作も最小限に抑えられているため、非常に分かりやすく感じました。
一般的に、一画面で多くの操作を完結させようとすると、どうしてもボタンが多くなり、画面が煩雑になりがちです。
しかし、ミトラの電子カルテは操作性と見やすさのバランスが取れており、シンプルで使いやすい印象を受けました。
画面の色合いやデザインも洗練されており、“古いシステム”のような印象を受けなかった点も好印象でした。

――現在は、電子カルテをどのように活用されていますか
産婦人科の診療では、妊産婦さん一人ひとりの経過を正確に把握することが欠かせません。
特に妊婦健診では、「今が何週目で、これまでの経過はどうなのか」といった情報をひと目で確認できることが理想です。
母子健康手帳は、必要な情報がシンプルに整理されており、すべての妊婦健診の記録を1ページで確認できる点が大きな特長です。
ミトラの電子カルテもまた、直感的で見やすい画面設計と診療の流れを妨げない操作性に優れており、現場でも十分に活用されています。
一方で、一画面で表示できる健診回数に限りがあるため、当院では現在、母子手帳と電子カルテを併用し、それぞれの特長を生かしながらスムーズな診療につなげています。
また、ボタン操作や画面切り替え時のタイムラグといった点については、今後さらに改善が進むことで、より一層使いやすくなる余地があると感じています。
――その他にも、電子カルテを導入して、便利さを感じている点はありますか
やはり、一番便利になったと感じるのは、分娩日時や赤ちゃんの体重、性別など出生に関する記録を、一度システム内に記録すると、それが自動的に反映され、出生証明書も簡単に発行できるという点です。
これは、私の理想とする形であり、電子カルテの一番の利点だと思っています。
以前は、出生証明書を手書きで作成していたため、書き間違いがあった時には、書き直す必要があり、とても手間のかかる作業でした。
母子手帳への転記は今も必要ですが、それ以外の部分で同じ情報を何度も書く手間がなくなり、業務の効率化につながっています。

――少子化や制度の変化などがある中で、さらに情報システムで強化しておきたいことはありますか
医師の本来の仕事は、診療や患者さんとの対話に集中し、一人ひとりに寄り添った医療を提供することです。
そのため、カルテ入力などの記録業務にかかる時間は、できる限り短く抑えることが望まれます。
こうした業務の効率化は、医療現場全体の生産性向上に直結する重要な課題です。
現在、記録業務の負担をいかに軽減するか、日々試行錯誤を重ねており、医療クラークの導入も選択肢の一つとして検討しています。
また、音声入力やAIによる入力支援といった新たな技術も、医療現場に少しずつ広がりを見せており、今後の展開に注目しています。
特に、分娩サマリーや入院サマリーなど、情報量が多く記録に時間がかかるものについては、負担をいかに減らせるかが重要です。
現状では、分娩サマリーはまずパルトグラムや分娩結果を確認しながら、カルテ端末のメモ帳などに内容を下書きし、それを電子カルテに転記しています。
「〇週〇日〇時〇分に破水」「〇時〇分に出産」「前回健診の所見」などの情報を時系列に整理して記録する作業は、どうしても時間と手間がかかります。
こうした情報もスムーズに記録できるような機能があれば、診療の質もさらに高まると感じています。
ミトラはこれまでも現場の声に応じて柔軟にカスタマイズを行ってくれているので、こうした分娩に関する記録についても、より使いやすくなることを期待しています。